今回の現場では、厨房の天井面も防火区画となっています。

天井には露出照明があり、
SPヘッド(スプリンクラーヘッド)から300mm以内に障害物があると、

散水の妨げになります。

そのため今回は、
照明器具(高さ114mm、外径116φ)とSPヘッドの高さを合わせる施工を行います。

天井ボードから配管が突き出る形になるため、
巻き出しフレキの先に実管を取り付けて延長しました。

このとき問題になるのが、
天井ボードと実管の隙間です。

見た目だけを考えるなら、
プラスチックプレートで隙間をふさぐ方法もあります。

しかし今回は、
**「防火」**が求められていました。

そこで、隙間の処理には
**耐火コーキング(耐火シーラント)**を使用します。

耐火コーキングの色は、基本的に
• グレー
• ホワイト

の2種類があります。

コーキングだけでも処理は可能ですが、
仕上がりをきれいにするために
シーリングプレートも取り付けます。

このプレートにも種類があり、
材質は主に
• 鉄
• ステンレス

があります。

今回の配管は SGP(配管用炭素鋼鋼管)、つまり鉄管です。
そのため、異種金属接触を避けるためにステンレスは使用しません。

一方、厨房内では
厨房フードなどにステンレスが多く使用されています。

これは
• 油
• 水回り
• 蒸気

などによる腐食対策のためです。

このように、
使用環境を意識して材質を選ぶことは、現場担当者にとって重要なスキルだと思います。

施工要領によっては、
天井内であっても
• 吊り金物
• 全ねじボルト

すべてSUS(ステンレス)で施工する現場もありました。

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