スプリンクラー配管の改修工事を進めています。
アラーム弁2次側を真空状態に保ち、水が落ちてこないようにするための重要な機器。
しかし連日の工事で 真空ポンプの吸引力が明らかに低下。
ほとんど機能していないとのことで、ストレーナーの清掃に着手しました。
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■ ストレーナーから取り出しただけでは意味なし
メッシュを取り出しただけでは、目詰まりは全く改善されず…。
「どこまで分解していくべきか」慎重に見極めながら作業を進めました。

もし誰かが誤って排水してしまったら、
即・大惨事につながる危険性があります。
バルブの位置から、水の制御を考慮しつつ
配管をばらしていきます。
最初から最後まで細心の注意を払いました。
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配管をばらしていく中で感じる、
歴然とした差 。
「ここはこうしておけば」
この経験こそ、
施工図を描く自分の“肥し”になっていくのだと実感しました。
ちなみにゲートバルブは ハンドルを外さないと作業不可でした。
横の配管にあたってしまい ねじ込みを緩められない。
ストレーナーメッシュの取り出し方向も改善しておきました。
メンテナンス性を考えると、今後がぐっと楽になります。
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■今回の 配管内の目詰まり対応は、「構造理解」が必須
真空ポンプ周りの配管それぞれの役割を把握しているか。
どの配管がどのように目詰まりしているか、
ボールバルブの目詰まり、
バイパス配管の目詰まり…。
構造を理解していないと、分解はリスクだらけ。
とはいえ、
仕組み自体は決して複雑ではありません。
前の現場で真空ポンプを設置した際に得た知識が、今回大いに役立ちました。
経験していれば、自然と「手順が浮かんでくる」
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■ 壁は越えれば、もう壁ではない
この仕事は、やっていると必ず「壁」にぶつかります。
ですが、
向き合い、学び、乗り越えれば、
次 であう事象は
もう壁ではなくなっています。
今回も新しい発見がありました。
• フレキのパッキン
→ 50Aまではアイフランジで使用するモノと同じ
→ 65A以上はフレキ専用になる。
• ユニオンと思っていた接続
→ 実は通常のユニオンではなかった。
そしてそれは、“メタルタッチにゴムパッキン”


「最初、散々な目に遭う。
2度目、オトシマエをつける。
3度目、余裕。」
— 矢沢永吉
まさにその通りで、まず“最初”を経験することが大切だとまた実感しました。
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■ 結果:配管復旧、吸引力は無事復活!
丁寧にばらし、理解し、調整し、組み直す。
その積み重ねのおかげで、
真空ポンプの吸引力は無事に復活しました!





