通勤途中の街路樹です。
「二脚鳥居支柱」っていうんですね。
私の仕事でいうところの「振れ止め架台」みたいなものです。
風によって木が揺れ、少しずつナットが緩んで脱落してしまったんですね。

メンテナンスされないって こういうことです。

こういった現象を見ると、
「ダブルナット」や「スプリングワッシャー」の必要性を感じます。
バイクに乗っていたころ、
「古いバイクなんですね、よく壊れますか?」
と聞いてくる人がいました。
私自身、最初はそう思っていました。
70年前のハーレーダビットソン
所有して維持していくと。
壊れますか?に対する答えは、
→ 「壊れます。」
でも、
万物は みな壊れますよ。
ただ、しっかりメンテナンスしてあれば、
構造自体はシンプルなので、
「壊れにくいです。」となります。
ボルトやナットが緩むことが壊れることではなくて、
緩んで脱落した状態で走行することが、破損につながったりするだけのこと。
そういったことをよく理解することが、
「おもしろさ」につながるから良いんですけどね。
人間も、同じですよ。

