連結送水管のホースを通すための穴。

火災が発生すると、
消防隊は、非常用エレベーターを「非常モード」に切り替え消防活動を行います。
特別避難階段からも、消火活動のフロアに突入します。
非常用エレベーター、避難階段。
避難導線であり、消火活動導線。
フロアと、非常階段、非常エレベーターの間には、
附室を設けます。
附室は、消火活動を整える「前室」です。

防火区画を形成しています。
ここから、火災現場に消火用のホースを持ち込むときに
防火扉は、閉まりながらも消火ホースは通す必要があります。

このホース通過孔は、建築工事のSD(スチールドア)の制作時に要注意です。
たまに、消火設備担当者として、
SD製作図の確認を求められることがあります。
開閉向きの確認、「消防隊専用マーク」はどちらの面に貼るの??

どこまでの扉に設ける必要があるの?程度は知っておくべきです。
