これは、単管 「ニップル」 と呼ばれているものです。

スケルトン天井の露出配管を施工しておりますが、
ニップルを多用します。
こちらの現場は、「転造ネジ」なので、
入手しやすい既製品の「切削ねじ」ニップルでは規定を満たしません。
定尺パイプから、「加工管」として
制作をかけていたニップルがやっと届きました。
現場にある、転造ねじの旋盤でもニップルは製作できますが、
職人さんの「手間」がかかります。
現場をスムーズに進めるには、「外注」してしまったほうが良いこともあります。
加工管業社の工場で、ニップルを量産したほうが
設備も整っているので早い。
もちろん費用は掛かります。

費用対効果から、
現場で、配管工がニップルを量産するのは、
「もったいない」という考えです。
100Lのニップルを2mのボーズ管から20個作る時間と費用、
1人の配管工がつきっきりで、旋盤の独占使用。
そうするのであれば、
加工管として、まとまった数量を入れてしまって
量産できない箇所を
採寸しワンオフで、ねじ切りして配管していくことを選択します。


今週もお疲れさまでした。
