今日は、露出配管の検討を進めています。

「感熱開放継手」
スプリンクラーヘッドは、
「感熱部」を不燃材から300mm以内に設置しなければなりません。
そして、放水により床面を有効に警戒しなくてはなりません。
「感熱継手」をスラブから300mm以内に配置し、
「開放型ヘッド」を適所に配置。
感熱開放継手の警戒円は、3.25m
SPヘッドの警戒円は、2.8m。
重なる部分が、有効な警戒エリアとなります。

梁成によって、感熱継手の配置に「悩む」ことがあります。
明確に記載されていないので、感覚的に配置します。
「スプリンクラー消火設備」は、「消火」ではなく、
「延焼拡大の抑制」が、役目です。
「絶対的な消火」を前提としていません。
ほかの消火設備ですと、
例えば、「ガス消火設備」は、
絶対消火に該当すると認識しています。
☆
作図ソフトは、「Tfas」を使用しています。
株式会社ダイテックが開発した
電気設備や空調・給排水設備に特化した3D CADソフトウェアです。
3Dでの高速表示やスムーズな視点移動、部材同士の干渉検査、
静圧計算や揚程計算などの実務に即した機能が特徴で、
設備設計の効率化と品質向上を支援するツールです。
適切に、書き込んだ図面であれば、

継手や、配管の数量などを拾ってくれます。

この配管も、内装(壁ボード)業者の施工前にできるように、意識して配管しています。

両者の施工のしやすさもパワーバランスがありますが、
先行ありき。
大梁があるので、先行配管しておかないと
壁と大梁の空間が狭いのでねじ込みにくいです。
大梁した。
配管が吊れないので、延長して「キャップ」止め。
ここを、ソケットプラグにしてしまうと「ダサい」です。
