若者が、
「岩崎さん、多口継手を頼んでと言われました。」
「頼めばいんじゃない?」
一言 聞くと、若者は 思考がフリーズしていました。
私が図面を描いているフロアなので、どこで使うかは頭に浮かびました。
私の仕事で使う「品物」は、多くありません。
種類が少ない。覚えたもの勝ち!
多口継手は、2種類。
40Aと50A。
スプリンクラーヘッドは、
(流量と)配管サイズによって、とれるSPヘッド数が決められています。
今回 必要なのは、50A6口 1個。
私のメインでしているスプリンクラー設備では、
50Aは、10個以下と定められています。
週末の土曜日工事。
すぐに、材料屋さん2社にTELしました。
① 土曜日対応可 午後納品可能。
でも、在庫していない。
② 土曜日対応可 午後納品可能。
在庫もしています。→ 発注
その日の午後には、手元に届きました。
若者の机に置いておきました。
手に取ってよくモノを見たでしょうか?
「足るを知る」・「足らざるを知る」
これは、チャンスです。
実際に手にとって、重さや、形状をよく見る。
「認定マーク」があったり、最高仕様圧力が表記されていたり。

☆
このブログを書くことにあたり、
若者の輝きってどこからくるのか?と連想してみました。
「輝き」は、単に「光の反射」だと認識していた。
ネットで検索すると、
「光沢」「ブリリアシー」「きらめき」とでてきました。
「きらめき」とは、
光がある媒体から別の媒体へ通るとき、
個々の色は違った曲がり方をします。
目に見える結果として、
光はもう白には見えず、
別々の色のように見えるのです。
私と仕事をする中で
照らされ、
その子の持つ
ほかの誰よりも長けていることを
「きらめかせる」ことができたらと思っています。
色は、光で照らされなければ認識できません。
暗い中では、
シルエットしか見えない。
昔 自分がそうであったように
照らしてもらえたことがあって
今があります。