ある日、多口継手を若者の机に置いてみました。
「岩崎さん、職人さんに多口継手を頼んでと言われました」
「頼めばいいんじゃない?」
一言返すと、若者は思考停止。
ここで大切なのは、「5W1H」
これに当てはめれば、
明確に品物を特定できる。→ 発注できる。
私の仕事で使う品物は、限られた種類しかない。
覚えれば武器になる。
多口継手は40Aと50Aの2種類だけ。
今回 必要なのは、50A(6口タイプ)でした。
私は、すぐに何か?が頭に浮かぶので
材料屋に連絡。
1社は在庫なし。
もう1社は在庫あり。
即発注。
午後には手元に届きました。
朝の会話から、
4時間後?届いたので デスクの上に置いておきました。
さて、その若者は実際に手にとって重さや形状を見ただろうか。
認定マークや最高圧力の刻印も、
主体性を持つかどうかで、
学びが隠れている。
「足るを知る」
そして「足らざるを知る」。
これこそチャンスです。
若者の輝きは、
知識や経験
“取り組む姿勢”によって増していく。
あなたは、
自分の仕事道具をじっくり見たことがありますか?