桃太郎の話。
仲間を連れて鬼退治に向かいます。
わざわざ
鬼ヶ島まで鬼を退治しに行くのは、
鬼が悪さをしていたから?
つまり 「正義」という
「大義名分」がありました。
でも
サルや鳥たちは、なぜお供したのでしょうか?
共通の敵だから?
それとも
黍団子をもらったから?
実はこの話、
私の仕事にも通じるところがあります。
人を惹きつけるのが上手な人間。
その求心力のひとつに「人望」があります。
人望とは何か──
それは、
承認欲求を満たしてくれる存在なのかもしれません。
「あの人は、私のことをわかってくれる。」
「ほめてくれる。」
そういった、自分の自尊心を肯定し認めてくれる。
いわゆる
「ひとたらし」です。
人間の欲求。
確かに、
承認や肯定はうれしいものです。
でも
私が考える仲間集めは、それとは違います。
私の仕事をプロスポーツにたとえるなら、
所属チームは「会社」、
活躍の舞台は「現場」。
ロサンゼルス・ドジャース所属 大谷さん
ドジャースは、
「野球に関する環境を整え、
活躍の場である 試合を提供すること」
きれいごととか、
優しい言葉ではなく、
ちゃんと仕事をして
利益を生み出す。
その利益に対して、お金をもらう。
☆
転職してここにたどり着いた。
こんな自己主張の強い私が
「エスティー」にいる理由は、
恩返しの念からです。
別に優しい言葉が欲しいわけでもない。
お金が欲しかった。
だから、能力を高めた。
利益を生み出すようになった。
その結果に対して、
対価をくれた。
一人の時はいい、
甘い言葉に誘われて
心地よく、操られて過ごせばいい。
うまく「夢」を見れるのだから。
そんな人間は、途中でいなくなりました。
早く気づいて、
俺と一緒に仕事してみたらいーのにって思ってます。
「チャンスはあげる!
つかむかどうかは、己 次第 」
「魚は、あげない。釣り方を教える。」
仕事は「人命を守る防災設備」
その使命に見合う対価を得ること。
お金がすべてではないというけれど、
子供の誕生日に、
祖人が一番ほしがるプレゼント渡したいだけ。
そのためになら
どんな仕事にも真剣に取り組むことができます。