「魚はあげない、釣り方を教える。」
有名な教訓の1つです。
お腹がすいている人に、
魚をあげることで一時の空腹は満たされるが、
その人間は、
またお腹をすかせて 恵みを求めるだろう。
一方、
釣り方を教わった人間は、
空腹に備え 自ら釣りに出かけていくだろう。
これは、私が
子供を授かり「親」になって思うことと似ています。
時代を生き抜く人間になってほしい。
部下にも同じように、私の持っている「術」を
教えていっています。
ある者はそれを煙たがり、
自分が否定されたかのようにふてくされた表情をします。
もう一方の人間は、
素直に言葉のままを受け入れ、吸収していきます。
私の教え方は、
まず「目的」を明確にします。
そして、
なぜ? なんのために??
「根拠」を考えさせ、教えます。
○○だから。
○○になるから。
例えば、
現場である不都合が発生した。
→岩崎にTEL。
1回目は、単純にすぐ聞くという行動。OK.
2回目は、聞く前に一度 自分で考えてみたのか?と聞く
3回目 自ら考え、選択し実行し、完了せよ。
ここで大切なのは、
その選択肢を選んだ「根拠」をはっきり意識していること。
その根拠が私と一致していれば、
私も同じ選択をします。
つまり、
部下であっても私と同じ決断をし、指示を出せるようになるのです。
問題解決能力が高い人間は、
何がどう問題になっているのかを見出します。
問題の発生原因がわかると対処法がいくつか浮かびます。
状況や、タイミングによって「優先度」なども変化するので
根拠を筋道を立てて積み上げていくことで
総合的に判断し、最善の選択肢にたどり着きます。
「5W1H」に当てはめて考えることで
余計なものが省かれ、複雑さが減ります。
はっきり見えてくる。
自分がどうしたいか?それは、姿勢となって現れます。
仕事を「やらされている」とかんじている人間は、
指示を求め、思考を停止してしまいます。
主体性がある人間は、
前に進めようと、思考をスタートします。
岩崎にTELする段階で、問題点の要素をつかみ
判断を仰ぐでしょう。
その場で解決できることは、対処し結果を報告します。
さあ あなたはこの言葉を聞いても
ふてくされて仕事に従事しますか?
