私の扱っている消火ポンプの種類は、
・スプリンクラー消火ポンプ
・屋内消火栓ポンプ
・連結送水管ブースターポンプ
・泡消火ポンプ
・消防用水ポンプ
・補助加圧ポンプ
名称がそれぞれ変わりますが、
補助加圧ポンプ以外は、ほぼ一緒です。
そして、ポンプの構造はシンプルであり簡単です。

ポンプとモーター そして 電源盤
そのほかに、
呼水槽・流量試験管・水温上昇逃がし管
圧力タンクや圧力計、連成計など
もろもろついています。
消火ポンプの起動条件は、
いくつかあります。
1つ共通していることは、
「現地操作盤」の「起動ボタン」による
起動 と 停止 。

そして、重要なことは(※消防設備士試験に出題されます。)
消火ポンプの停止は「現地操作盤」でのみ行えること。
もちろん「電源」が落ちてしまうと止まります。
☆
ポンプの起動方法は、
ざっくりいうと2つ。
① 減圧起動
② 遠隔起動
スプリンクラー消火ポンプ、泡消火ポンプは、減圧起動。
そのため、
圧力タンクがポンプに付属します。

連結送水管ブースターポンプ、消防用水ポンプは、
「送水口」と、「防災センター」に起動スイッチがあります。
「インターフォン」もセットなイメージ。
消防隊が、ポンプ車にて消火活動を行うため 活動エリアに配置されています。
屋内消火栓は、
消火栓BOXのホースの根元のバルブ「開」で起動信号が飛ぶ。
消火栓についている、発信機ボタンと連動していたりもします。
このように、
使用方法に応じてポンプの起動方法も対応しているので
各消火設備の使用イメージを持つと
起動方法も連想できますね。
次回は、減圧起動について書きます。