天井埋め込み型のスプリンクラーヘッドのシーリングプレート
「浮き」の指摘については、よく検査指摘で上がってきます。
SPヘッドは、「出」について基準があります。
天井仕上げ面から 「凹」へっこみ気味についてしまっていると、
化粧プレートが付きません。
「凸」 でっぱり過ぎてしまうと
天井に密着せず浮いてしまいます。

仕上げの天井ボードの貼物の変更などで
凹凸の現象が起きてしまうので 要注意です。
天井が仕上がり シーリングプレートがきちんと取り付いていない場合は、
検査指摘で上がってくるので、プレート取り付け時に修正しておくのが
一般的です。

今回の写真のように、
完全な状態で引き渡しているのに、
なぜ プレートが浮いてしまうのか?
いつも「外的要因」ですね。
ここに限らず、点検口そばのSPヘッドは、
軒並みプレートが浮いてしまっていました。
点検口は、点検用と同時に
天井内作業のための入り口でもあります。
点検口の直近のヘッド配置は、致し方ない部分もあるので
各施工業者は、
他設備の配慮を怠らず
工事を完結すべきですね。
