消火ポンプ室の施工をするときに、

ポンプを基礎に、どう乗せるか。

・直置

・防振マット(ベース赤の下の黒い物)

・防振架台

選択肢がわかれます。

もともと機械室なので、「音」がでることは

建物の設計時点で想定されています。

こちらの写真の物件もそうですが、

建物の中間階にある場合は

「防振架台」を取り入れることが多いです。

「音」であり、「振動」を抑えることが目的。

消火ポンプは、

ベース(溝型鋼材)に、ポンプと電動機が乗っております。

ほかに、

圧力タンク、呼水槽、盤、流量試験管などが必要に応じて乗っています。

呼水槽は、水槽の状況によって有無変わります。

↑ どういった状況でしょうか?? 部下は、答えわかるかな?

床コンクリートスラブから配筋を立上げ基礎を形成します。

消火ポンプ直置の場合、どことどこを「縁」を切るの???

って、

今も不思議に思っています。

基礎のたいして、強固に機器を固定する。

そうすると、それら

床と、基礎と機器って1体なのではないか????と考えます。

「信号の青って、あれ緑色してますよね?」By ローランド

常識のように扱っているが、やっぱり違和感を感じるシリーズです。

ポンプ周りの配管の支持、固定を取るときに

「縁」をどこで切っているか?という事が重要になってきます。

私は、1体だと思てるのですが、

フレキであったり、ゴムを介して固定したりと、

施工チェックする人から「ケチ」が付けられないように施工指示します。

一般的には、

床スラブ / 基礎・機器

といった考えで、施工図を書くことにしています。

これが、

今回のように、「防振架台」を設置することで、

床スラブ・基礎 / 消火ポンプ

と切り替わるのです。

確実に、「縁切り」のための防振架台を挟むので

シックリ考えを受け入れられますね。

ハーレーダビッドソンのバイクも

「ラバーマウント」という機構を取り入れました。

大型Vツインエンジンでは、

エンジンの振動が強く出てしまいます。

エンジンだけ揺らすという考え方 さすがですね。

空調機もしかり、振動するものと振動しないもの。

しっかり縁をきって施工することで、

マイナス要因を抑えることができます。

境界線の把握 大事です。

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