私達の配管作業では、
ねじ込み、フランジ接続、ハウジング接続で
配管を伸ばしていきます。
ルート変更や、
配管の撤去が発生した場合は、
配管を「バラ」します。
ねじ込んだ配管をバラすには、
緩める方向に回転させるのですが、
固着してしまっていることがあります。
この時に、
継手を熱して「熱膨張」させて緩めやすくするのです。
この道具が登場する前は、
温めるといっても「ガスバーナー」くらいしかなかったです。
「直火」
火災リスクがあります。

可燃物がある中で、「火」を使用しての作業というのは、
「御法度」に近いです。
このヒートガンで、550度まで熱することができます。

紙の発火点は、230度(~300度)のため、
使い方によっては、火災は発生してしまいますが、
出火の可能性を大きく低下させることができると考えます。
もちろん 火傷には注意が必要ですね。
作業のKY用紙の記入も
この「ヒートガン」の使用方法・注意点について
事前によく考えておくこと。
これも経験値UPにつながります。
