水系消火設備は、屋上に「水槽」を設置することが一般的です。

(連結送水管は、「乾式」の時もありますが、)

竪管内を 常に水で満たしておくことで

火災時にすぐ放水を行えるようにしてあります。

水槽周りに登場してくる物として

・給水管(25A以上が、水量を減らせるので良い)

・水位の電極

・排水、オーバー

各竪管への接続配管。

今回の工事は、

「逆止弁の交換」です。

逆止弁の不具合によって起きる現象としては、

・屋上の水槽の満水警報

・スプリンクラー消火設備であれば、

 補助加圧ポンプ・消火ポンプの不用意な起動

といったところです。

ゴミかみなどによって、弁のタッチ面が完全にふさがらずに

水槽側に、逆流をおこしてしまいます。

対応としては、機器になります。

まず 応急処置として、仕切弁の閉止

現場は、すでにその状態になっていますね。

保温・ラッキングされているので

まずは、剥がしていきます。

この時の注意ポイントは、

・屋上などの外部なので 風散・飛散防止。

・目にゴミが入る、ラッキング端部でケガをするので、

 保護メガネ、長袖・長ズボンなど保護具の着用

次に、機器の取り外し・取り付けに入る。

水系消火設備の停止・水抜きを行っていきます。

手配した材料の確認も行ないます。

JIS規格の製品でもあるため

年月が経っても全長などは同じです。

「仕切弁」と「逆止弁」の順序ですが、

補助水槽の容量が1tなど小さい場合は、

水槽側に「逆止弁」を設置したほうが良いですが、

今回は、既存の順序のままにしました。

順序のルールはありません。

逆止弁の構造を見ても、

完全に逆流を防ぐことは、不可能です。

可能性を低下させるという意味では、

今回のような「スウィングチャッキ」ではなく、

消防認定hんのウェハーチャッキを使用します。

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