施工管理の仕事は、「現場を見る」ことから始まります。
こんにちは。
本日は、工事に入る前の**「天井裏の目視確認」**についてのお話です。
今回、工事を予定しているのは、世界的にも有名な高級ブランドが入るテナント。
店内は非常にきれいに仕上げられていて、
普段お客様が見ることのできない場所まで、
しっかりと管理されています。
そんな現場で、
「実際に工事をするにはどうしたらいいのか?」
ここからが、私たち施工管理の仕事です。
まずは、天井裏を確認します。

点検口を開けて、恐る恐る覗いてみると……
そこには、一般の方が普段は見ることのできない世界が広がっています。
配管、ダクト、電気ケーブル、通信線など、
さまざまな設備が所狭しと入り組んでいます。
表から見れば、きれいな天井。
しかし、
その天井の上には、たくさんの設備が複雑に配置されています。
まさに、
「見えないところに、現場の本当の難しさがある」
という感じです。
では、ここで配管工事をするとしたら、どうするのか?
ただ配管を交換すればいい、というわけではありません。
・作業員が安全に入れるのか?
・工事対象まで、どうやってたどり着くのか?
・既存の配管や設備に干渉しないか?
・必要な仮設材は何か?
・どのような養生が必要なのか?
・什器や商品の移動は必要なのか?
・工事のタイミングはいつなのか?夜間工事なのか?
実際に天井裏を見なければ、判断できないことがたくさんあります。
だから私は、工事の前にはできるだけ自分の目で現場を確認するようにしています。
図面を見ることも大切です。
施工図を見ることも大切です。
しかし、図面だけでは分からないことが、現場にはあります。

実際に天井裏を覗いて、
「ここは入れるな」
「ここは養生が必要だな」
「このルートなら施工できそうだ」
「この作業は、先に○○をしておいた方がいいな」
そんなことを一つひとつ考えていきます。
そして、その情報をもとに、
「どうすれば、安全に、品質を確保しながら、
できるだけお客様への負担を少なく工事できるのか」
を考えます。
それが、工事計画です。
工事は、実際に工具を持って作業を始めた瞬間から始まるわけではありません。
現場を見て、考えて、段取りを組む。
その時点から、すでに工事は始まっています。
施工管理という仕事は、
「人に指示を出す仕事」
だけではありません。
現場を見て、問題を予測し、施工方法を考え、必要な人・材料・時間・安全対策を組み立てていく。
そして、実際の工事につなげていく。
私は、そこに施工管理の面白さがあると思っています。
今回も、まずは天井裏をしっかり確認。
さて、
この現場、どう料理しましょうか。
現場を見れば、次にやるべきことが見えてきます。
今日も一歩ずつ、良い仕事につなげていきたいと思います。


