この違いわかりますか?

上部の角ダクトの高さは同じですが、
ポンプの大きさが違うため
片方は、ポンプ上部の空間がかなり狭いです。
ここに 架台を設置する「目的は何か?」
ポンプの吐出する瞬間の「衝撃」を
しっかり押さえつけることです。
上下は、もちろん
左右に力を逃がすことなく形状を保つ。
「X,Y,Z」軸でしっかり固定できるようにする。
角ダクトとポンプの吐出口の空間が狭く
納まりがかなり厳しいです。
ダクトは、保温され
実際には、もっと下に でぱってきます。

「刃」の向きを互い違いにしました。
私たちの仕事で使う鋼材、取り付ける架台
選択肢は、とても少ないです。
鋼材は、
① 溝形鋼 チャンといわれるもので
50mm、100mm、125mm、150mm、200mm
② 山形鋼 Lアングル
L6-50, L6-65
架台形状は、
1文字、L型、門型 たまに、 箱型
所詮 この程度です。
なので、抑えるべきポイントさえ分かっていれば、
「シンプル」で良いのです。
ポンプ室に入ると、
配管の取り回しと、架台の配置が
施工担当者の「技量」を表すので、
すごく楽しみです。
他者の施工したポンプ室を見ることも、
自分でポンプ室の図面を書くことも。
機器の配置や、スリーブの位置は、床下の梁の位置、釜場の位置にもよるので
制約はあります。
あたえられた条件の中でどうするか。
ポイントとなる箇所を採寸をしたことで、
3mmのクリアランスは、見ますが
そのままポン付けできる架台の図面を書いて
制作をかけていきます。
架台の配置、ナンバリング。

数十個の架台を 一気に搬入します。

可能な限り仕分けしやすく、
仕事がスムーズに進められるように下ごしらえをします。
量産車の内部をみるとか、ウォークマンを分解するとか、
経験や、体験が身になっていくと考えています。



